2009.07.05.                       K2Couple No.0236 

西御荷鉾山
にしみかぼやま (群馬県)
1,286m
最大標高差 270m
みかぼスーパー林道とニッコウキスゲ

  9:10 = 万場 = 10:30西御荷鉾正面登山口p

  登山口p10:40 - 11:05
西御荷鉾山11:30 - 12:00投石峠 - 12:30登山口p

  
登山口p12:40 = 塩沢峠 = 13:20赤久縄山登山口13:25 =
  13:35みかぼ森林公園管理棟13:50 = 14:25みかぼ高原荘
15:50 =
  みかぼスーパー林道= 鬼石 = 17:05

▲ 西御荷鉾山頂に咲くニッコウキスゲ

  みかぼ高原荘 (¥400)

  「父不見御荷鉾も見えず神流川星ばかりなる万場の泊まり」
  西御荷鉾山頂直下のスーパー林道脇に立つ尾崎喜八の文学碑である。西上州を代表する名山、それが御荷鉾山である。かつて、その山頂に立つには
  甘楽側からも万場側からもたっぷり1日がかりの行程であった。それが多野郡鬼石町(現藤岡市)と甘楽郡南牧村を結ぶ全長70㎞、平均標高1000mの
  「御荷鉾スーパー林道」が完成したことによって、その山頂は身近なものになった。かつてのこの山域を知るものにとっては、目を見張るばかりの変貌ぶり
  である。しかも御荷鉾山中腹には神流町の町営「みかぼ高原荘」なども完成し、観光開発も熱心で、訪れる人も多い。しかし、山頂での静けさと抜群の展
  望の良さは昔ながらで、スーパー林道から山頂を往復するだけならグレードは家族向き。


                                                                                           上毛新聞社 『群馬の山歩き130選』 より

  昼間はなんとか晴れ間が覗いたりするが、夜中になるとこれでもかというほど烈しい雷雨が降る二日間だった。
  雑用に追われて出遅れた昨日の反省に立って、きょうは近くのお山に登ることに。
  7月第一日曜日は谷川岳山開きの日ですが無理です。

  我が家のベランダから見える御荷鉾山ではニッコウキスゲ祭りを開催中らしい。
  近過ぎてなかなか行けない山です。


万場からみかぼ高原荘への道には「花街道」とか「紫陽花街道」などと書かれた標識がいっぱい出てくる。
欲張り過ぎ~ どっちかにしてよ~。
シーズン真っ只中の紫陽花が、道の両側に勢ぞろいして咲いていました。

みかぼ高原荘の前を通り過ぎて、みかぼスーパー林道に上がります。

 みかぼ高原荘入口(帰りに寄るからね~♪)

御荷鉾山南面の広い駐車場に着いてびっくり!
ビッシリと車が並んでいます。

こんなに人気の山だったんだ~
ほとんど群馬ナンバー。
地元の人に愛されている山ということなのでしょう。

 駐車場は大賑わい

二人共ザックは不要、空身です。
ペットボトルとおにぎり、おやつと替え着だけサブに入れて登ります。

 登山口

舐めてかかると息が上がるよ。
ちいさい山ですが、最初から結構急な道が続きます。

砂利道を登って木の階段になるとニッコウキスゲのお花畑でした。

 砂利石の登山道
 ニッコウキスゲの咲く斜面を登る            ▲ ニッコウキスゲさん

稜線に出て右に進むとすぐに山頂です。
まずは「不動明王像」に挨拶をして、山頂広場に向かいます。

ミヤマカラスアゲハと思しき紫色の大きな蝶が、風に舞って花から花へと飛んでいますが、じっとしてないのでその優雅な飛翔を写真に撮れません。

 着きました

晴れていれば360°の眺めが得られるそうですが、ダメですね。
みんな展望よりもニッコウキスゲが目的のようです。

真っ白にガスっていた斜面に薄日がもれて、南東方面の山が姿を見せますが何処の山だろ?

 山頂の立派な標識でしゅ

ニッコウキスゲの山頂広場で大勢の人が寛いでいます。
三脚を据えたカメラマンもいます。

カメラマンの移動した跡に行ってみると、オオバギボウシが2本踏まれて根元から折れていました。
ニッコウキスゲに夢中になって、他の花に気が付かなかったのでしょうか?
本当に花を愛する人ばかりではないようで残念だね、オオバギボウシ君。

 本日の主役

        クサタチバナ             ▲ ナツトウダイ              シモツケソウ             アヤメ
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       ホタルブクロ            ナルコユリ             フタリシズカ          ナワシロイチゴ

          ▲ 山頂広場にぎやか~               山頂のヤマボウシ                杉林の下山道

さて、投石峠に下ります。
こちらは杉林の下にコアジサイが点々と咲くくらいで、変化のない道です。
登山道はよく整備されていて歩き易い。

途中木の階段が続きますが、雨後の湿り気で滑り易いの何のって
足の置き場に気を使って、ゆっくり慎重に下ります。

日陰の湿った林床にはギンリョウソウが咲いていました。

 ギンリョウソウ

左には樹林越しに藤岡市日野の町やゴルフ場が見えます。

右下に林道の舗装路が見えてくると、投石峠はすぐでした。
林道に下り立ちます。
ここからは林道を辿って、駐車場までゆるゆると登って帰ります。

 投石峠に着いたおいちゃん

        ウツボグサ               ノリウツギ               オトギリソウ             ▲ ニワトコの実
クリックで拡大
        キイチゴ                ハナニガナ                ウツギ                  マタタビ

林道沿いに尾崎喜八の文学碑があった。
昔々「山の絵本」愛読しましたよ。
  父不見御荷鉾も見えず神流川星ばかりなる万場の泊まり

明るい林道にはキイチゴの実が沢山なっています。
ホタルブクロやオトギリソウなどの花が咲いていて飽きません。

 尾崎喜八文学碑

西御荷鉾山頂が見えてくると、登山口の駐車場です。
山頂のガスが取れていました。
これから登る人や帰る人が交錯しています。

まだ時間は早いので、赤久縄山へ移動します。
オドケ山はパスして、御荷鉾山地の最高峰赤久縄山に登ってこよう。
と言っても、林道からだと簡単です♪

 駐車場から山頂を見る

スーパー林道は森林公園管理棟前で通行止めでした。
一昨年の台風の被害で、赤久縄山登山口より先は崩壊しているそうです。
管理棟で相談すると、自己責任で行ってもいいとのこと。
自分で通行止めのゲートを開けます。

熊が出没してるからと、大きな熊鈴を貸してくれました。
ホントに熊いるんだよって、しっかり念をおされてしまいます。
ビビリ始めるおいちゃん。

 みかぼ森林公園管理棟

管理人さんの仰るとおり、鉄塔の所にイブキトラノオが群生していました。
いっぱい。

赤久縄山の登山口に着いたけど、辺り一面ガスで真っ白けです。
こんな中を登んの? きっと熊さんが待ってるよ ・・・。
ううっ、やめた~。
勇敢な単独男性(あにねこさんでした)が、西登山口に向かいました。

管理棟に戻って、気持ちいい広場でのんびり休憩した方がええやん。

 イブキトラノオ(鉄塔付近で)

みかぼ森林公園管理棟からの帰り道、林道から御荷鉾山とオドケ山が並んで見えている。
御荷鉾の山頂にはガスが掛かっています。

みかぼ高原荘に寄ります。
お風呂は一人でのんびり入れました。
隣接の食事処でおいちゃんは蕎麦、私はご当地定食。

 スーパー林道から御荷鉾山(奥)とオドケ山

         キツリフネ               ヤマボウシ               ネムノキ              ▲ 夏椿(娑羅の木)

  帰りは向学のためにと、みかぼスーパー林道を帰ることにする。
  石神峠で道が左右に分かれ、下久保ダムに下りずに左へ進んだら何とも心細い道になりました。
  草木の覆い被さった狭い道、細かい落石ゴロゴロ、気を揉みながらもどんどん進む。
  ナビは山の中をグルグル廻っていて、東西南北めまぐるしく入れ替わります。
  ついに三波川沿いのT字路に脱出、民家のある風景にホッと気が抜けましたよ。

  森林公園管理棟で「あにねこ」さんに逢っていながらミスしました
  一緒に赤久縄山に登って会話を交わしていれば、決定的な劇的な出会いがあったのにと思うと残念でならない。


       西御荷鉾山の場所
   この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用したものである

                             

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