2010.03.14                        K2Couple No.0260

吾妻耶山
あづまやさん (群馬県)
1,323m
谷川岳の展望とスキー納め

コース最大標高差 : 511
コース累積標高差(+) : 120
コース累積標高差(−) : 525
コース距離 : 2.9 km
行動時間 : 2'15"

               * 距離と累積標高差はKASHMIR 3Dによる概算値です
               * 距離は地図上のもので、実際の登山道の長さではありません

▲ 吾妻耶山は谷川連峰の展望台

   6:40 = 高崎IC = 水上IC = 7:50ノルン水上スキー場8:15 ≠ 8:35リフト
   リフトtop 8:50 - 9:45吾妻耶山10:25 - 10:45リフトtop10:55 -(ski)- 11:05スキー場
   
ノルン水上11:25 = 水上IC = 11:50赤城高原SA12:10 = 高崎IC = 12:50


  吾妻耶山へは、みなかみ町寺間からと、同町赤谷からのコースがある。いずれも、大峰山と吾妻耶山の鞍部・赤谷越峠から往復するもので変化に之しい。
  ここでは古沼、大峰沼、大峰山を経て山腹を戻るコースを選んだ。マイカー利用することで、かなり時間を短縮できるだろう。案内が行き届き、車道が山頂
  近くまで伸びている大峰山に比べ、吾妻耶山は静かな環境が残されている。近年、落石のため仏岩への道が通行禁止になった。谷川連峰を眺めながら、
  水上まで縦走できないのが残念である。近年ノルン水上スキー場ができ、山頂近くまで開発されてしまっている。5月のレンゲツツジ、7月のアジサイ、10
  月中旬からの紅葉が良い。山開きは5月3日。


                                                                                           上毛新聞社 『群馬の山歩き130選』 より


吾妻耶山は、雪のある時期に行きたい山です。
それは谷川岳の展望台として秀逸ですからね。

近いのでそんなに急ぐ必要はないのですが、ゆっくりしてられなくって。
関越道は最後の雪遊びに行く人達の車がブンブン飛んでました
いつものことで、駒寄PA付近を頭に既に3キロの渋滞です

 快晴に恵まれた上州武尊

晴れ渡った白い上州武尊山を横目に水上へ。
ぎゃ〜、新潟方面は雲がいっぱい、谷川岳も雲の中です。
そんな訳はないだろ ・・・

まっ、そのうち晴れるってことね。

 水上IC出口

水上ICを下りてすぐ左折の左折、ノルンスキー場に行きます。
吾妻耶山が見えてきました。

昔々、子供達を連れてきたけど、どんなとこだったか記憶にないのが哀しい。

 おお〜、吾妻耶山おはよっ

                   ノルン第二駐車場から大峰山(左)と吾妻耶山

  広い駐車場の奥(遠いとこ)から停めるように係員が誘導している。
  「早く来たのに何で奥なんだよ」と思うだけで、何気に従ってしまう意気地なしです。
  クレームつけてる人も見かけなかったし、日本人って許容範囲広いなあ(おうようってことね)。
  私達が準備をしている間にも、どんどん車が並んでいきます。
  おにぎりを食べて出発です。


スキー板を抱えて小奇麗な建物に入っていきます。
ゲレンデに出たところでリフト券を買って第一クワッド乗り場へ。

まだ営業前でしたが、5分後の8時半から運行だそうです。
歩いて登ろうかと思っちゃったよ。
小学生(二年生)親子に続いて乗り込みます。
この男の子は4歳からボードで滑っているんだって。

 第一クワッドリフトで肩まで

リフトtopの目立つところにスキーを立てておきます。
持ってかれないようにね(^^;

ワカンを着けて出発。
ここまで運んでもらっちゃ、つまんないなあ等と強気です。

振り返ると右端に浅間山がやっとこさ見えていました。
もう少し上に行ったら綺麗に見えるかと期待したのに、全く見えなくなった。
失敗 撮っときゃ良かった。

 スキー板をデポしてワカンに履き替え

今朝は一番乗りのようですが、固くなったツボ足のトレースあり。
ズボズボ潜ったらしく、大きな足穴が幾つも空いていました。
穴だらけのトレースは歩き辛いので、隣に真新しい足跡を刻みながら登る。

昨日より気温は低いみたいだが、良い天気なのですぐに暑くなる。
Tシャツ一枚になります。

半分くらい登った所で単独の男性が下りてきました。
早!!

 ワカンをつけても潜る

重い雪で半クラストのため、沈み込みが大きく疲れる。
おまけに、吾妻耶山はどっちから登っても等高線が混んでいる。
45度くらいあるんじゃないかと思うほど急な斜面です。

ずり落ちながら、沈み込みながらダブルキックで登っていきます。
急だけど距離はない(^^

 体重に比例して沈む訳でもない

木の幹(根本)の雪が輻射熱で解けて、ブナがそれを吸い上げる。
春の息吹が感じられる根明けの光景が、あちこちで見られる。

ひと頑張りでなだらかな頂稜に出ました。
大峰山・吾妻耶山への標識があります。
谷を挟んだ向こうには、木立を透かして谷川連峰が白く見えています。

ここから祠のある最高点までわずかです。

 プチ根明け
 そこそこの急斜面が暫く続く      ▲ 急斜面が終ればペロッとした山頂部

                              ▲ 谷川連峰が見えた

最後の雪壁。
直登しますね。

 谷川見えるぞ、早く上がって来いよ

この地は御殿上といわれ、沼田城主真田伊賀守が寛文2年(1662年)、ここに吾妻耶神社神殿を建立しました。
神殿は三社からなる立派なものであったそうです。
(以上、山頂の案内板より)

石の二柱や三つの祠が雰囲気を醸し出しています。
想像していたより大きな祠が整然と三つも並んでいます。

 ちょっと北にせり出したところが山頂

                      ▲ 吾妻耶神社を偲ばせる佇まい

そして、期待通りの谷川連峰がそこにあります。
雲がかかってますが、迫力満点です。

右に目を移すと至仏山が、その右に日光白根山が、次は皇海山と袈裟丸山。
ここから見る皇海山はやけに尖がっています。
その右に赤城山、榛名山も控えていました。

まずまずの展望に恵まれて、納得の吾妻耶山です。

 山頂標識と谷川岳
 おっきい祠だね、みっつも       ▲ もうちょっと待とうよ、晴れるから

おいちゃんは帰りたくないらしい。
谷川岳の雲は取れるはずだからそれまで待つと言ってます。

無理だと思うよ。
帰るよ。

うっ、さしこみだ
腹が痛くて歩けね。

 お腹が痛い振りするおいちゃん

                           やっぱ谷川は一味違うね(吾妻耶山頂より)

                        尾瀬、日光の山も存在感を主張してます(吾妻耶山頂より)

新潟側から次々と雲が流れてきて、谷川稜線は出そうで出ません(^^;
ラジオの天気予報では東風とのことだったので、雲は消えると思っていたのだが、この時は反対から吹いていたのです。(この時は)

粘るおいちゃんを置き去りにしても、帰るモードにスイッチオンです
美しき哉、婦唱夫随。
後ろ髪を引かれながら、はらっぱさんを追いかけて山頂をあとにする。

これは私の判断ミスでしたよん(^^;

 見切りをつけて下るせっかちはらっぱ

下りは速攻ダッシュ
ワカンでズボズボ潜っても、全然気になりません。
適当にダッシュ

アッと言う間にスキー場に着いちゃった。

 スキーだスキーだ

 尾根続きの大峰山         ▲ リフトtopに戻ってきました

ワカンをスキー板に替えて、ここからはスキーヤーに変身します。
若者みたいに、スマートじゃないけどね。

ここのゲレンデはとっても広くて眺めがいい。
正面に上州武尊山を眺めながら滑るのは、気持ちがいい。
ちょっと雪が重いのが難かな。
下のほうはザクザクのザラメでした。

 順調な滑り出し

ゲレンデの中間点辺りから谷川方面を見上げる。
ぎゃ〜っ ・・・ なんと完璧に雲が取れています。
うっそ〜。

おいちゃんに御免なさいと連発しますが、もう気がおさまりません。
谷川連峰晴れて、おいちゃんの胸のうちは晴れないややこしい事に ・・・

もう少し(あと10分でも)山頂にいれば絶景だったと言われっ放し。
あの時誰も来なかったし、ラーメンなかったし ・・・ 重なったのよね不運が。
私だってそりゃ悔いが残るよ、最高に。

 最近、絶好調
 何で山頂で待てなかったんだろ      ▲ 谷川さん何で晴れちゃったの?教えて

  車で水上ICに向かう途中、真っ青な空に真白な姿の谷川岳を見て二人で感動写真を撮った。
  未練が尽きない二人は、赤城高原SAに寄ってハウス裏の土手みたいなところから谷川岳を眺めて写真を撮った。
  「晴れてる谷川を吾妻耶山頂から見たかった」という後悔を余計に煽って、逆効果だったかも知れない。
  このSAに寄ると恒例になってる?富山の「焼き鯖寿司」を買って、食べながらの帰宅です

  きょうは半日もかからない山登りでしたが、もっとゆっくり時間をかけるべきだった。
  帰りはお昼の「NHKのど自慢」を聞きながら家に着いちゃいました。(早)
  トップの写真、おいちゃんのにしたからね(つぐないのつもり)


 吾妻耶山頂から見たかった谷川連峰をいつまでも眺めた(赤城高原SAから)

    吾妻耶山の場所
  この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用したものである

                            

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