2010.12.21                        K2Couple No.0298

天城山
あまぎさん (静岡県)
1,405 m
      万二郎岳 1299m 万三郎岳 1405m
お天気が悪く、富士展望は叶わず

コース最大標高差 : 375
コース累積標高差(+) : 775
コース累積標高差(−) : 775
コース距離 : 8.9 km
行動時間 : 4'45"

               * 距離と最大標高差・累積標高差は GARMIN GPS data です 

 アセビの木でトンネルが出来ていますよ

  四季倶楽部花の香伊豆高原 8:00 = 8:25天城高原ゴルフ場p
  
ゴルフ場p 8:35 - 8:50四辻8:55 - 9:50万二郎岳10:00 - 10:15馬の背 - 10:20アセビのトンネル - 10:30石楠立 - 11:00万三郎岳(天城山)11:10 -
  11:15万三郎下分岐点 - 11:40涸沢分岐点 - (L) - 12:50四辻13:00 - 13:20ゴルフ場p

  
ゴルフ場p 13:25 = 伊豆スカイライン = 箱根峠 = 御殿場 = 大月 = 八王子
= 17:55


  (前略)現在、地図の上で天城山脈と記されているのは、東海岸から起って、遠笠山、万次郎岳、万三郎岳、それから天城峠を経て、猿山、十郎左衛門
  山、長九郎山と続いて、西海岸に終わっている。つまり一つを指して天城山と呼ぶ峰はなく、伊豆半島の中央を東西に横切ったこの山脈を眺めて、そのう
  ちのどれであろうと構わず、人はただ天城山と呼んでいる。(中略)天城のいいことの一つは、見晴らしである。煙を吐く大島を初め、伊豆七島がそれぞれ
  の個性のある形で浮かんでいる海が眺められるし、いつも真正面に富士山が大きく立っている。全く大きい。天城の写真と言えば、大てい富士山が取り入
  れられてある。それくらい天城にとって欠くことのできない背景である。山の好きな人だったら、富士山の左に遠く南アルプスの山々が連なっているのを見
  落さないだろう。

                                                                                               深田久弥 『日本百名山』 より抜粋


せっかく伊豆まで行くので、天城山にも登りたい。
おいちゃんに頼んで、予定を一日延ばしてもらいました。

食事前に装備の片付けと点検をして、7時半からの朝ごはんを一番乗りでいただきます。
そして8時には出発。
天気予報は晴れのち雨でしたが、朝から山はガスっています。
富士山展望は絶望的です。

 急ぎ支度でホテルを出る

大室山は標高581mの噴火山らしい。
丸い山に見えるが、頂上はすり鉢のように窪んでいて深さ70m、直径300m、周囲1kmの大きな噴火口があるんだって。
伊豆大島や天城連山、富士山や晴れた日は南アルプスも見えるとのこと。
リフトで上がるだけで、登山は禁止。

さて登山口のあるゴルフ場に近づけば、すっかり雲の中です。
整備の行き届いた広い駐車場には、ぽつんと私達の車だけ。

きれいなトイレがありました。

 古墳のように見える大室山
 登山口駐車場            立派なトイレ付きです

雨にならなければいいけど ・・・ 心配してもしょうがないけどね。

登山口の道案内板も素晴らしい出来栄えです。
一応眺めて写真を撮る。

きょうのはらっぱは、おニューのザック背負い初めですよ(^^

 登山口案内板    案内マップ

平凡に進んで四辻。
寒いのに汗ばむ変な私、早々と着替え休憩。

万二郎岳ってどこにあんだろ、山影は全く見えず。
沢沿いに登って行きます。
苔のついた岩が沢山あり和風庭園みたいだね。

 四辻

登山道にはモミジかカエデの落ち葉がいっぱい積もっています。
茶色く枯れたのやまだほんのり赤い色が残っているのもある。
紅葉の時期は綺麗だっただろうな〜。

所々にコアジサイの咲きガラがあったり、稜線ではミツバツツジの蕾があったりするので初夏も良さそうだ。

 趣のある登山道です
 ミヤマシキミの蕾            ミヤマシキミの赤い実

足元にはミヤマシキミの蕾が沢山あり、赤い実もついています。
頭の上にはアセビの木が繁っていました。
気持ちのよい樹林帯です。

歩き易い緩斜面も万二郎岳に近づくと、急な階段になって辛くなります。
山頂着。
冷たい風が吹いてきましたが、汗をかいたのでシャツを着替えますよ。

何も見えないので、ドリンク休憩をしたら万三郎へ行きましょう。

 万二郎岳

急な道をどんどん下って行きます。
せっかく登ったのに、もったいないよね。
単独のお兄さんがふ〜ふ〜言って辛そうに登ってきました。

辺りはぼんやり霞んで、幻想的と言えば聞こえはいいけどちょっと残念。
幻想的〜♪神秘的〜♪

 アセビの木だらけ

言葉少なく馬の背を通過して、アセビのトンネルに突入。


アセビの道は素晴らしかったよ。
これだけ太い木で沢山並んでいる場所は初めてです。

花の時季には気持ちよく歩ける場所でしょうね。

 アセビのトンネル (説明付き)
                                ▲ どうだ凄いだろ♪

 アセビの掘れ道                ▲ 石楠立

掘れたアセビの道を感心しながらゆるゆる歩きます。
風避けには最高の道ですが、暑い時期だったらアセビッショリなんて ・・・
馬鹿なことを考えながら、言葉少なく石楠立(はなだて)も通過。
それにしても案内板が素晴らしくきれい。

たまには展望の良さそうな場所があったりしますが、意味ない訳で。
山頂に近づくと、今度は石楠花の木が沢山あり蕾もついています。

 根っこが露出してるよ
 言葉すくな〜にただ歩む             ▲ アマギシャクナゲ

合羽を出すほどではないが、少し雨っぽくなってきましたね。
これってミゾレじゃないかい。

あれっ万三郎に着いちゃった
先が見えないっていうのもいいもんだねえ。

ベンチにデジカメを置いてツーショット。
寒くて食べる気もしないし、やることないし。

 万三郎岳の案内板

 万三郎岳の山頂標識         ちょっと下ると万三郎直下分岐点

シャクナゲコースに周回するとピストンより時間がかかるようだけど、もう来ることはないだろうと言うことで賛成多数→周回することに。
直下の分岐点で天城連山縦走コースから外れる。

分岐してから何と延々と続く階段下りでした
それも丸太の間がえぐれていて、歩き辛いったらありゃしない。

足の膝さん、そんな訳なので少し辛抱してくださいね。

 掘れた階段下り
 ・・・               涸沢分岐点

涸沢分岐点で下りは終わり、あとはトラバースのアップダウン。
それが今度は人が一人やっと通れる位の細いトラバース道が延々と続く。
勘弁してよ〜。

何にも食べてないから腹減ったし。
斜めった木に腰掛けて軽いランチタイムと致します。
誰も来ないね。

 危ない危ない

しばらく前まで通行止めだった登山道。
かなりの急斜面をトラバースしてるので、落ちると結構落ちちゃいそうです。

岩ゴロの場所も数箇所ありましたし、こちらはあまり良い道ではなかったね。
ただ北八ツのような苔むした岩がゴロゴロしているので、身体にいいよきっと、この空気は。

 急斜面だけど癒しの道かな

この山には、群馬の山では見かけない木があった。
サルスベリのように木の表面の皮が剥けた裸木が、何本も何本も沢山並んでいたのです。
花のないこの時期、暗くなりがちな森を明るくしてくれた嬉しい木でしたよ。

帰って調べたら、ヒメシャラの木のようでした。
これとは対照的に大きな大きなブナの木もあった。



天城山は低い山だけど、こんな原生林もあるのかと再認識した。
ガスっていればこそ、木や花や苔に気遣いをして歩ける。

 ヒメシャラの大木
                               ▲ 明るい林だった

飽きてくる頃に、四辻に帰ってきました。
ホッと一息ベンチで休憩です。

山頂で少し雨っぽかったけど、濡れるほどでもなく無事に念願の百名山に行ってこれて良かった。
こんな悪天候の日なので誰にも会わないかと思いましたが、登りで単独女性、稜線で単独男性に会ったのです(驚)

 四辻

登る前は、深田さんがこの山を百名山に選定した理由が解りませんでしたが、今回登ってみて天気が悪くても植生の面白さが味わえ、天気が良ければ数倍楽しめるのではないかと感じたのでした。

天気が下り坂なので、少しでも早く家に帰りたくて温泉はなし ・・・
というか毎日3回くらいかな、いっぱいいっぱい入ったし。

伊豆スカイラインから御殿場へ帰る途中、芦ノ湖スカイラインの十石峠ドライブインでお土産を調達。
山中湖・河口湖辺りでは小雨が舞っていましたが、家に着いて荷物を降ろしたらザーっと来たよ。

 一台増えていた

                                   ▲▼ GPS data
  天城山の場所
  この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用したものである

                                


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