2011.05.04                       K2Couple No.0319

九重連山
くじゅうれんざん (大分県)
1,791m
   星生山 1762m  中岳 1791m 久住山 1787m
ミーコさんたちと登った九州随一の山 

コース最大標高差 : 480
コース累積標高差(+) : 780
コース累積標高差(−) : 780
コース距離 : 12.5 km
行動時間 : 8'15"

               * 距離と最大標高差・累積標高差は GARMIN GPS data です

 噴煙上げる硫黄山

   長者原p 5:35 = 5:45牧ノ戸峠p
   
牧ノ戸峠p 6:10 - 6:50沓掛山 - 7:45扇ヶ鼻分岐 - 8:15星生山8:20 - 9:10避難小屋 - 9:20久住分れ - 9:50天狗ヶ城9:55 -
   10:20中岳10:25 - 10:40御池 - 11:20久住山11:30 - 11:55避難小屋(L)12:50 - 13:55沓掛山 - 14:25牧ノ戸峠p
   
牧ノ戸峠p14:45 = 15:00九重やまなみ牧場温泉16:10 = 16:25桂茶屋16:40 =九重IC = 20:00関門橋 = 中国道経由 = 1:00楢原PA(仮眠)4:00 =
   7:40内津峡PA(BF)8:15 = 佐久南IC = 12:25佐久ぴんころ地蔵12:40 = 下仁田IC = 藤岡IC = 14:00■


  九重やまなみ牧場 まきばの温泉館 (¥500)

  九州には、霧島、阿蘇、雲仙などの噂の高い山があるせいか、その最高峰は見逃されがちのようである。九州本島で一番高いのは九重山。九重山は山
  群の総称であってその主峰は久住山。同じ発音を持つ九重と久住が、そんな分け前に落ちつくまでに、長い間山名の争奪戦があったそうである。(中略)
  現在では山群の総称を九重、その最高峰を久住と呼んで、もう誰も異議を挟むものはない。最高峰といっても断然抜きん出ているわけでなく、山群中の
  大船山もそれとほぼ同じ高さを持っている。それに続いて、稲星山、星生山、天狗ヶ城、中岳、三俣山、白口岳など、主峰と五十米とは違わないのだから、
  これはまさしく久住独裁国ではなく、久住共和国である。しかもそれが同じような鐘状火山なので、うっかりするとどれがどれだか分らなくなってしまう。
  もちろん各峰はそれぞれの個性は具えている。

                                                                                                深田久弥 『日本百名山』 より抜粋
  


今回の遠征で一番楽しみにしていたのが、最後の久住山です。
昨夕の雨が嘘のように、素晴らしい山日和に恵まれました。

ミーコさんの車に先導されて、朝5時半に牧ノ戸登山口に移動開始。
ぎゃ〜前が見えないぞ〜。
昨夜の二人の鼻息で結露しちゃってました(^^;
気温5度。

こんな早い時間でも、牧ノ戸峠の駐車場はほぼ満車状態ですよ。

 長者原pから三俣山 (噴煙も見える)
 何じゃこりゃ待ってくれ〜             ▲ 牧ノ戸峠駐車場

朝食は、少し登った展望場所で食べることにして出発します。

登山道はアセビの木の間に続くコンクリート道です。
平らでもなく階段でもなく、その中間みたいな面白い道。
ミーコさんによれば、九重で一番きついところらしい。

最初の展望台はスルーして木の階段を登って行くと、ベンチのある第二展望所に出ました。
正面に扇ヶ鼻がどっしりとしていますね。
ミーコさんに用意して頂いたパンや飲み物、いっただきマウス。

 牧ノ戸登山口
 ちょっとバリアフリー かな?             ▲ 星生山と扇ヶ鼻

南西方向には、阿蘇五岳が薄っすらと寝釈迦に見えるらしい。
顔が根子岳で高岳が胸の部分だそうです。
そう言われればそう見えるけど、うっすら過ぎで写りませんね。

ここから岩岩の沓掛山を越えて行きます。(1座目)
歩き易い平坦な道を進んで。

 沓掛山で    お転婆娘登場
 沓掛山の下り          ▲ 何だかんだ言いながら
 扇ヶ鼻への分岐です          ▲ 星生山はゴツゴツだね
                                      ▲ 星生山全景

星生山はねぇ、足が短いと登れないよ。
大股開きだし。
時間的には大したことはないけどね。
上と下にコースが分かれても、お互いに何してるか確認できるよ。

そんなレクチャーを受けたので、せっかくだから登って行こうよ。
登り口が幾つかあるけど、扇ヶ鼻分岐の次の分岐から尾根に取り付くことにしました。

 元気に出発する星生山アタック隊のメンバー

西千里浜の中ほどから登山道が伸びている。

ミーコさんは下の西千里浜を歩くことにして、アタック隊は総勢三名。
相方さんが山岳ガイドです。
この辺りを知り尽くしている方ですから安心(^^
ズドンと横たわる星生山めざして、K2隊を引き連れたガイドが先行します。

 アタック隊を見送るミーコさん
 カッコいい山です          ▲ 中腹から星生崎と久住山
 後ろは湿原っぽい場所と扇ヶ鼻            ▲ 順調に高度を稼ぐ

            ▲ わお〜 星生山頂からは絶景ですよ、硫黄山の噴煙も見えるし(左・三俣山 右・中岳)

思ったより簡単に稜線に出て、そしてすぐに山頂でした(2座目)
ミーコさんが分岐の近くで手を振っています(^^

素晴らしい眺めは感動もんですよ。
登って良かった。

 星生山頂で感涙のアタック隊員

星生山の縦走は、山頂の先を下るのがちょっとスリリングです。
ミーコさんの言ってた場所です。
岩場を下って細い道を慎重に歩いて星生崎に向かいますね。

左には真っ白な煙を吹き上げている硫黄山が近くに見えます。
天狗ヶ城、中岳、久住山頂に人の影が見えます。

 星生山縦走路
 もっと足伸ばせないの?            ▲ 気になるモクモク

                         山々の連なりがさすが九重だよね

星生崎に着くと、下方に先回りしたミーコさんが立っているのが見えました。
お〜い、聞こえないか(^^; ねっ。
私はガイドに従って踏み跡通りに下ります。

おいちゃんは左の尾根を下って、全員めでたく避難小屋に集結しました。
アタック成功、山頂に旗立ててくるの忘れたし。

ここでトイレ休憩。

 星生崎を下る二人
 避難小屋が見えます、ミーコさんも♪         ▲ 隣の尾根を下るおいちゃん

では、天狗ヶ城に向かいましょう。

久住山を見ると、アリの行列のように人が連なっていました。
花も咲いていない時季なのに、恐るべし。

天狗ヶ城の山頂に立つ、 これで3座目ですよん
由布岳の双子峰が薄っすらと見えました。

 分岐を天狗ヶ城へ
                               ▲ 天狗ヶ城に登る途中から御池が見え始める
                                 ▲ 天狗ヶ城山頂からの素晴らしい展望です

 天狗ヶ城山頂で         ▲ ミヤマキリシマカラーの二人

さて、次は最高峰中岳です。
九重の、いいえ九州の最高峰ですってば。

はやる心を抑えて、天狗ヶ城を下る。
はいはい。

 天狗ヶ城を後に

鞍部に下って、今度はミーコさんと三人で中岳に向かいます。
アタック隊のメンバーが入れ替えになりました。
相方さんは分岐で待機しますね。

中岳は九重の最高峰です (4座目)
ここからは、坊がつるに張られた色とりどりのテントが見えました。
お〜。
懐かしいなあ青春時代 『坊がつる賛歌』
この雰囲気を、肌で直に感じられて感無量です。

 中岳へ
                   ▲ 色とりどりのテントが立ち並ぶ坊がつるに感無量でしゅ
▲ 中岳山頂ゲット              ▲ ミーコさんと
 中岳退散             ▲ いい山だったね〜

分岐に戻ってから、全員で御池の淵を歩いて久住分れに向かいます。

ミーコさんと私は九重分れの上の分岐にザックをデポして行きますね。
人混みに突入だし(^^;

 御池のそばを通り
 ザックをデポして身軽になって             ▲ 久住山に向かう

幅広い道ですが、何処も石がゴロゴロして歩き易くはないです。
でも、何処でも道みたいな。

山頂直下に腰掛けて展望を楽しんでいる人が多いですが、この景色をゆっくり観られれば幸せ者。
これに加えて、ミヤマキリシマでも咲き誇ったら気狂いそう(^^
ただ、黄砂の影響かな、遠望はきょうも無理でした。

 久住山頂

                                  ▲ いいなあこの景色、いいなあこの人たち

山頂は人口密度高いです。
K2隊にとっては苦手な状況ですが、本日のメインイベントですので。
がんがん登って、図々しくツーショットを撮らせていただきますね。

九重連山5座目に本峰久住山を持ってくるなんて
ミーコさんのニクイ演出 ・・・ ありがとうございます。

写真を撮ったらすぐに下ります。

 久住山頂

分岐に戻り、ザックを回収して避難小屋の広場に帰ります。
ここは広いので、休む場所もいっぱいあります。
岩陰に場所確保。

ミーコさん御用達の超デカとカップラーメンでお昼にします。
我が家で作るはこれくらいでしゅけど。
何から何までお世話になってしまいましたね。

相方さんがミーコさんに買ってもらったらしいバーナーでお湯を沸かして。
食事とおしゃべりの楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく。

 久住山を下りる

遙か正面には、黄砂のせいで霞んだ阿蘇連山。
見上げれば、今下りてきた久住山に途切れることなく往来する人の列。
広場には、これまた登ってきた人や帰って行く人が途切れることなく。

年寄も子供さんも多く歩いていますので、山の上じゃないみたい。
特に九州の人にとっては、大事な大事な憩いの山なんですね。

トイレの列も長くなってきましたよ。
きょうの合同山行のターゲットは廻りきりました。
名残惜しいのですが、帰ることにしましょうか。

 避難小屋前の広大なスペース

歩き易い道ですけど昨日の雨で滑りそうなところもありますので、それなりに気を使いながらチンタラ歩きです。

沓掛山を越えてから最後の休憩をして、駐車場へ下ります。
今朝寄らなかった第一展望台から、最後の眺めを楽しみます。

 特技のチンタラ歩き

昨日の雨上がりにミーコさんが案内してくださった黄色いスミレは、雨に打たれていじけてましたね。
でも、ここで見つけた黄色いスミレは元気ピチピチ。
道沿いに咲く幸せの黄色いスミレの写真、しっかりカメラに納めましたよ。

駐車場からあふれた車が、路肩に延々と並んでいるのが見えます。
全員無事帰着。
ミーコさん&相方さん♪ありがとうございました。

下山祝いは、勿論ソフトクリームですよん。
ここの高原ミルクソフトクリームは濃厚な味で美味しかった。

 幸せの黄色いスミレさん
 牧ノ戸峠          ▲ たのしかったねぇ九重

温泉はミーコさんお薦めの九重(ここのえ)温泉です。
観光牧場が引く温泉。
敷地内にある温泉館で日帰り入浴が楽しめる。
泉質は炭酸水素塩で、肌にやさしい成分のミルク風呂、サウナ、露天風呂などがあった。

おいちゃんは風呂場で、不覚にも相方さんを見失ったらしい。
サウナも露天風呂も探してみたけど、それらしい人はいなかったって。
お互いに、裸になったら見分けが付かなかったのだろうか(^^;
ちょっと悲しいエピソード。

 牧場温泉

さっぱりした後は、ミーコさん車の先導で九重インターへ向かいます。
新緑の綺麗な渓谷にさしかかったと思ったら、見覚えのある建物が ・・・
ミーコさんのブログで拝見した九酔渓の桂茶屋でした。

横には天狗の滝があり、大きな高下駄(天狗さんサイズ)がありました。
お店の方は ・・・アハハ・・・ 何と狸のお化粧をしてました(ひょうきん)。

ここには足湯もあり、九酔渓の展望台にもなっていました。
新緑の美しさは絶品です。
紅葉も凄く綺麗なんだろうな。

 桂茶屋
 おいちゃん天狗になる    ▲ 狸さん(女優さんらしい)の真似をするはらっぱ

そこから更に下って、九重のICに出ました。
いよいよここでお別れですね。
心残りではありますが、本当にお世話になりありがとうございました。
昨夜と今日一日、楽しい時間を共有できた喜び。

ミーコさんご夫妻とさよならして、一路群馬をめざして帰るK2隊です。

 ミーコ車の先導で新緑を走る

九州道で交通集中渋滞があり、関門橋を渡ったのは夜8時頃。
昔は関門トンネルを通ったので、橋は初めて。(古)

山陽道は断続的に渋滞しているようなので、中国道を走った。
昔は広島の行き帰りに中国道を走ったけど、山陽道が開通してからご無沙汰だったので懐かしい。
その昔結婚した頃は、高速道路もなく一般道R2を神戸まで走った。(超古)

そんなキャリアのK2隊なので、遠出は余り気にならないけど九州はやっぱり遠かったなあ。(でもまた行きたい♪)

 渋滞を抜けて関門橋へ
 中央道内津峡PAで自前朝食       ▲ 残り物の雑炊 (^^ 旨いんだぞ〜

 
                   ▲ 木曾駒ヶ岳                                    南アルプス

最後の最後に、上信越道軽井沢付近で事故渋滞がありました。
渋滞回避のため、佐久南ICで下りて下仁田ICに入り直す。

振り返れば
大分道 = 九州道 = 中国道 = 名神高速 = 中央道 = 長野道 = 上信越道。
と繋いでよく走って帰りました。

往路は
上信越道 = 長野道 = 中央道 = 名神高速 = 中国道 = 山陽道 = 神戸・淡路・鳴門道 = 高松道 = 徳島道 = 剣山 = 高知道 = 松山道 = 石鎚山 = フェリー = 中九州横断道。

千円高速の恩恵を、充分すぎるほど受けました。

 2842km

佐久南ICを下りてR254を走行中に、偶然「ぴんころ地蔵」に出くわす。
ぴんぴん生きてころっと死ねる、有難い地蔵さんらしい。

ん〜、微妙だけど念のため(?)寄ってみた。
二人分お願いしますね。
願わくば ・・・ 「ぴんころぴんころ」より「ぴんぴんころころ」
なんのこっちゃ(^^;

 ぴんころ地蔵

予期しなかった偶然の出会いや、心待ちにしていた嬉しい出会いがあった。
お天気にも恵まれて、最高に楽しい山旅をすることが出来ました。
睦月さんやミーコさんご夫妻には、お礼の言葉もありません。
改めまして、ありがとうございました。


 
  この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用したものである

  久住山の場所           

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