2012.02.18                       K2Couple No.0350

吾妻不動の滝
あがつまふどうのたき (群馬県)
600m
八ツ場ダム建設で湖底に沈む運命の滝

コース最大標高差 : 30
コース累積標高差(+) : 30
コース累積標高差(−) : 30
コース距離 : 0.5 km
行動時間 : 7'10"

               * 距離と最大標高差・累積標高差は超個人的な感じですけど (^^;

▲ 不動の滝を登るおいちゃん

  7:15 = 前橋 = 9:45川原湯不動の滝p
  
不動の滝p10:00 - 10:25不動の滝アイスクライミング(L)16:55 - 17:10不動の滝p

  不動の滝p17:20 = 18:00倉渕温泉(風呂&食事)19:35 = 前橋 = 21:00


  倉渕温泉 長寿の湯 (¥500)

アイスクライミング第2弾は、吾妻不動の滝です。
9年前に、タック&オギャー夫妻のクライミングに付き合った思い出の場所。
あの時はらっぱは、氷瀑を登る人たちのことを初めて知ったのです。
建設か中止かで迷走した八ツ場ダムが完成すれば、湖に沈む運命です。

きのうの晩にたっくんが来て、夜更かして目覚めた眠い目をこすると ・・・.
我が家の庭も、この冬二度目のチョコッと雪景色でした。

寒い朝も何のその、雪化粧した田舎道を前橋めざして出発です

 高崎では珍しい雪景色

いつもは二人っきりの山登りですが、きょうはたっくんの知り合い「童人トマの風」の Tさんを前橋でピックアップするため、渋川経由で川原湯へ。
賑やかで楽しい一日の始まりです。

霧氷で真っ白になった十二ヶ岳が見えましたよ。
きょうは上天気なので、尾根歩きも素晴らしい一日になるでしょうね。
青空に真っ白く輝く霧氷も見たいはらっぱです。

 渋川市から榛名山

ダム建設で作られた新しい道路に入ると行き過ぎちゃうので、旧道を走って吾妻線の川原湯温泉駅でトイレタイム
ここは長野原町 ・・・ この辺りもみんな沈んじゃうのか〜。

吾妻川を渡って、不動の滝入口の駐車場に到着。
ワゴン車が一台停まっていました。

滝までのアプローチも懐かしい。
狭く深い渓谷に入り込んで、氷を踏み抜かないように瀞に落ちないように注意深く沢をつめれば不動の滝F1が見えてきました。

 不動の滝入口

        渓谷を上流へ               お助け紐で最後の岩をへつる          ▲ 不動の滝は目の前

                            ▲ ジャ〜ン!不動の滝

氷の付き方が、記憶と違っています。
たっくんによると、同じ滝でも毎年氷の具合や形は違うらしく、当然難易度も変化するので新鮮なんだとか。

滝に着くと、駐車場にあったワゴン車の5人partyが登っていた。
彼らは滝の右側を登っていたので、私達は左側を登ることにする。

いつものようにたっくんがサクッと登って、上部のミニテラスっぽいところにスクリュー3本で支点を構築し、トップロープを張ってくれる。


           リードのたっくん
 上も下も楽しい            ▲ 上から見下ろすと

私達の後から熊谷山の会の人達や若人がやってきて、賑わってきます。
不動の滝は3段になっていて、ここは一番下のF1。

若い人達はF2めざして、元気に登って行っちゃいました。

我がpartyはと言えば、おいちゃんが志願して登りますね。
手指の怪我を感じさせない、元気な登りっぷりです

 Are you ready ? って競争じゃないんだし

月曜日に仕事で指先を骨折して、まだ5日目なのに ・・・
登れるもんなら登ってみろって医者に言われて、痛み止めを飲んでまで登る意地っ張りおいちゃんでした。
そして、Tさんのアドバイスでクライムダウン。

きょうの滝は、初めてアイスクライミングを経験した霧積とは規模が違って落差50m弱ですよ。
氷の傾斜もきつく、迫力があります。

 おいちゃん           ▲ おいちゃんの左手

F1は、最初の取付きが傾斜きつく、はらっぱには垂直に見えます。
1回目は途中でギブアップ、もうダメ下ろして〜テンション〜

上手く足が決まらなくて、上に登って行けないのです
手に力が入り過ぎて、限界になってしまったの。
もたもた時間がかかったせいで、手指が凍って痛くなってしまったのです。

                       ▲▲ はらっぱ頑張るも途中でギブ

下りると同時にホカロンで手を温めて指先の復活を期す。
あのままじゃ凍傷になるかとマジ思ったよ。

駐車場に着いた時の気温はマイナス3℃でしたが、クライミングはじっとしてる時間が長いのでジワジワと寒いです。
Tさんやおいちゃんが登るのを見学しながら、お昼の支度に取りかかる。
バーナーであったまれるしね (^^

 エッセン担当はもちろんワタシ

Tさんは私達より年上(古希だったっけかな)ですが、超ベテランだし登ってる姿は青年に見えますよ。
並んで登っている若い♀クライマーもカッコいいですね。

暖かいラーメンを作って、暖かいコーヒーも入れて温まります。
お〜い!ラーメン♪できたぞ〜。
伸びちゃうぞ〜。

 Tさん     ▲ 華麗なムーブを見せるメッチェンクライマー

               おいちゃん、2回目は課題をもって登る ( フィフィを使ってアイススクリューの回収 )
 高度感ありますよ    ▲ アイスバイルにフィフィ掛けて        ヌンチャクを外してスクリューを抜く

少し暖まったし休養もできたので、はらっぱ2度目の挑戦に動きます。
フ〜厳しいよ。
下からああだのこうだのゲキと指示(罵声とも言う)が飛んできて、悪戦苦闘の末に何とか終了点まで登りましたよ。

厳しかっただけに、達成感も大きい






  カヨワイはらっぱは、バイルの打ち込みもアイゼ
  ンの蹴り込みも弱々しいらしい。
  あとで、バイルを振り下ろす要領を指導される。
  力じゃなくて技です。


  終了点で一息ついて、ロアーダウン。

  クライミングを始めた頃は下りるのがすごく怖か
  ったけど、登り終えたあとのロアーダウンはホッ
  とする心境ですがね。

                 はらっぱ満足

Tさんとたっくんは示し合わせて氷の端っこ岩とツララまじりの壁を登って行きました。
ミックスクライミングと言うのか、ドライツーリングと言うのか ・・・

 Tさんが最初に挑戦したが、途中で氷に逃げる

続いてたっくん。
最後まで登っていったけど、楽しいんかね〜。






  このあと、たっくんリードで中間支点からトップへ
  ロープを伸ばす。
  50mロープがほぼいっぱいなので、落差50m
  弱のF1というのは本当な訳で。

  フォローでおいちゃんが後に続き、二人で上の
  F2を見学し、それぞれ懸垂で下りてきた。

  指、大丈夫?
  大丈夫じゃない

                    ▲▲ たっくん

                            おいちゃん最後の登攀
 両手が塞がっているので口で 「ピース」           ▲ F1トップから見るF2



  きょうはTさんのおしゃべりが楽しかった〜。
  丁寧なご指導もいただきましたし(^^
  さて、暗くならないうちに沢を下りましょう。


  帰りに倉渕温泉に寄り、夕食も済ませてしまい
  ましたが、温泉に浸かって驚いたのよ。
  はらっぱの両足の膝が美味しそうな桃のように
  ピンク色に変色していたのです。

  やっていた時は夢中で気づかなかったけど、膝
  をあちこちぶっつけていたみたい。

      吾妻不動の滝の場所

      ▲ 懸垂下降するおいちゃん              ▲ 凍った沢を帰る

                          

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