2012.07.28                       K2Couple No.0374

伯耆大山(弥山)
ほうきだいせん (みせん) (鳥取県)
1,711m
かつて地元にいたのに初めて登った

コース最大標高差 : 950
コース累積標高差(+) : 1,085
コース累積標高差(−) : 1,085
コース距離 : 8.3 km
行動時間 : 7'30"

               * 距離と最大標高差・累積標高差は GARMIN GPS data です

▲ 大山を下る

  下山キャンプ場p 6:10 - 6:15夏山登山口 - 6:50二合目 - 7:15三合目 - 730四合目 - 7:45五合目 - 7:55元谷分岐 - 8:15六合目避難小屋 -
   8:35七合目 - 9:45弥山(L)10:15 - 11:20元谷分岐 - 11:50元谷出合 - 12:30大神山神社 - 12:55大山寺 - 13:10茶店13:20 - 13:40下山キャンプ場p
  
下山キャンプ場p 14:00 = 14:25岸本温泉15:25 = 米子道大山高原SIC = 山陽道西条IC = 19:00はらっぱ実家


  伯耆町 岸本温泉ゆうあい・パル (¥400)


  伝説的に言えば、大山はわが国で最も古い山の一つである。昔、出雲にいた神様が、あまり自分の国が小さいので諸国の余った土地を縫い足そうとして、
  国来国来と綱で引き寄せた。その引綱の杭が火神岳(今の大山)であると『出雲風土記』が伝えている。スサノオノ命や大国主命の神話によって出雲は古
  い国とされている。独自の古代文化の発祥地という説に疑いはあるにしても、いにしえから大山は高くそびえ、人々がそれを仰ぎ尊んできたことに間違いは
  ない。海に出た時の目標にもなったであろうし、遠く旅する人の指標にもなっただろう。
  (中略)
  しかし何々富士ならどこにでもある。大山がそれ以上に私を感嘆させたのは、その頂上のみごとな崩壊ぶりであった。東西に長い頂稜は、剃刀の刃のよう
  に鋭くなって南面・北面へなだれ落ちている。まるで両面から大山を切り崩しにかかっているように見える。その北壁が夕陽に染められた時の美しさは、古
  陶の肌を見るかのようであった。南壁は晴れた朝の陽で見た。脆い崩壊の一つ一つがクッキリした影を持ち、その上に尖ったピークが突っ立っている。これ
  も美しい眺めだった。

                                                               深田久弥 『日本百名山』 より抜粋


大山の夜は涼しいかと思ったけど、蒸し暑くて良く眠れなかった。
昨日の夜は空いていた駐車場も、朝になってみれば盛況です。
周りに停まっている車は姫路bセったり広島bセったり島根、鳥取など近県の車が多いように見える。

眠い目をこすってグズグズしていたが、周りの人達が出発されるのにつられて私達も起き出しますね。

 下山駐車場

簡単に朝食をとり出発します。
きょうも暑くなりそう (^^;

駐車場から道を挟んでほぼ正面に、夏山登山道の登山口があります。
ちらほら登って行く人の姿が見える。

 夏山登山道の入り口

登山道はよく整備されているのですが、延々と続く階段に歩調が合わない。
最初は歩き易いですけど、しばらく登ると土留めの丸太階段がいやらしい。

街中に比べれば幾分山の中。
さすがに早朝は涼しくて気持ちがいいです。

徐々に階段がきつくなってきますね。

 階段道の始まり始まり    ▲ ○合目        標高○m

ブナの林に朝陽が斜めに射して、上を見上げればブナの勢いに負けて空が小さい。
大山裾野のブナ林は、西日本で最大規模だそうです。

昨日の蒜山と同じように、合目の標柱がしっかり立っていて目安になる。
親切に標高○mの表示もあります。

 仰ぎ見る空の小さく ・・・

階段状の道をエッチラオッチラ登って二合目、三合目。
そして四合目で振り返ると、薄っすらと海が見えます。
日本海です。

おいちゃんの友人KTさんから電話が入る。
北ア遠征から広島に帰ってきたらしい。
山の様子や大山の話をしているようなので、私はお先に失礼しまして ・・・

 ずっとこんな道です
       ▲ ノリウツギ          ▲ ヤマジノホトトギス        ▲ ヤマブキショウマ            ▲ ゴマナ
 ナンゴククガイソウ               ▲ シモツケ

ナンゴククガイソウやシモツケなどの花を見ながら頑張る
五合目に着きました。

この辺りからは海もはっきり判るようになり、日本海に突き出た境港が弓のように海岸線を引いています。
その名も、弓ヶ浜。

海岸沿いに発電用の風車が並んでいる。
米子市や安来市、海の遠くに隠岐の島。
湖は宍道湖かと思っていたら中湖だった (^^;

 五合目でおいちゃんを待つ

祠があったのでお参りしますね。
「山ノ神」です。

昔はここに遥拝所があり、東の尾根から登る日の出を拝んで登山者が安全を祈願したのだとか。

そんなことをしていたら、おいちゃんが追いついてきた。
KTさんの話題で盛り上がる。

 山ノ神

五合目のすぐ上に、元谷コース(行者谷コース)が左に分岐します。
帰りはここから元谷に下る予定です。

六合目には避難小屋があります。
五合目の山ノ神と同じく、ここでも大勢の方が休憩中。
まだ8時をまわったばかりなのに、日差しが腕に突き刺さる。

日陰の道に入ると、風が身体を通り抜けホットする。

 六合目避難小屋

蒜山で出会った三人さんから、ユートピアコースを薦められた。
KTさんも、この時期はユートピアがいいとのことだったようです。
お花畑のユートピア。

でも我が隊は初大山なので、やっぱり弥山には登らないとね (^^

東の尾根にちっちゃく小屋が見えます。
ユートピアコースなんでしょうかね。

 小屋が見えるぜ〜

       ▲ クサボタン          ▲ ホソバノヤマハハコ         ▲ コウゾリナ            ▲ エゾアジサイ
     ▲ ナンゴククガイソウ        ホソバシュロソウ        キュウシュウコゴメグサ       ▲ ミヤマホツツジ
     ▲ ヤマホタルブクロ          カラマツソウ             ▲ アカバナ            ▲ ダイモンジソウ
      ▲ ミヤマイボタ            ▲ イヨフウロ            ダイセンオトギリ            ウツボグサ

それにしても何処を登るのかしらと思うほど荒々しい山容です。
下には元谷をクロスする道が見えます。

相変わらず急登が続き、汗が吹き出してきます

七合目でも小休憩を兼ねて、展望を楽しみつつ汗を拭います。
木々は低くなり、日本海をはっきり俯瞰できるようになってきましたね。

 崩壊進む大山北面
 七合目を過ぎると完璧炎天下            ▲ 海らしくなってきた
 けっこう登ったぜ             ▲ でも、まだまだ
 先が見えてきました             ▲ でも、まだまだ

大山のお花畑は、同種の高山植物が一面に咲く北海道や北アのお花畑と違って、いろんな草花がごちゃまぜに咲くお花畑です。

あまりおいちゃん好みではありませんけど、遠目には素晴らしいものがありますね。


 お花畑           ▲ 花の写真を撮りながら

8合目から木道になって、やっと歩き易くなります。
ダイセンキャラボクの道です。

そしてお花畑になりました。
田中澄江氏が大山を花の百名山に選定したナンゴククガイソウ。
どこまでも広がりを見せて咲いています。

シモツケ、イヨフウロなどが色を添えてカラフルでしたね。

 イヨフウロ            ▲ 背の高い木道
                            ▲ ナンゴククガイソウの群生

赤い屋根の避難小屋が見えてくれば、山頂(弥山)はすぐその先。
きょうは地元のサッカークラブなど、子供さんの団体も多い。

お子さん連れの家族も多いように思えました。
小さな子が頑張って登ってますね。

 山頂は人だかり (^^;

山頂の階段テラスは、ランチを楽しむ人たちで鈴なりです。

ちょっとすみません。
真ん中に腰掛けて記念写真をパシャ。

小屋の屋根にはソーラーパネルが張られていて、トイレの浄化に利用されているらしいです。
中には売店もあるようでしたが、入らなかった。

 山頂で
 最高峰剣ヶ峰は崩落のため進入禁止           ▲ 山頂で休憩する人たち

小屋の日陰に移動して、我が隊もランチにしましょう。
おいちゃんは靴&靴下を脱いで、リラックスしています。
そして、スーパーで仕入れた超豪華 に食らい付いていました。

少しだけまったりして下山開始。
昼食を食べている頃から、町の上空に次々と雲が出てきて展望が悪くなってきました。

 超豪華版おむすび (^^

                                  お花畑を下る

私達が下り始めても、まだまだ大勢の人が登ってきます。
待ち時間多し。
この山は若い人が多いですね。

カップラーメンやぺットボトルを背負子に積んで、ボッカさんが登ってきます。
頂上売店の商品ですよ。

予定通り五合目からは行者谷コースを下りますよ。

 続々と登ってきます

こっちも沢に下りるまで、延々と階段でした。
よくここまで整備してあると驚くほど綺麗な階段です。

道が平坦になると、エゾアジサイの群生地でした。
トコトコ歩けば、すぐに荒れた元谷出合いです。
ブナ林に囲まれて避難小屋が見えます。

 楽しいね〜
       ▲ ちょっと歩きにくいけど            ▲ ブナの林に癒されて            ▲ エゾアジサイの道になる
 元谷避難小屋           ▲ 荒々しい大山北面

山頂はすっかり雲に隠れて見えなくなっていました。
ここから見上げる景色もなかなかの迫力です。

元谷を渡った先には林道があり、車が3台停まっています。
ここからユートピアに登り上げる計画も気力も、とっくの昔に消滅。

ここからは林道を下るのかと思ったら、元谷沿いに登山道がありますね。
気楽な下山路、ポコポコ大神山神社に下りましょうか。

 ザレ道を下り
 元谷を横断する          ▲ 元谷沿いに登山道があった

山道からヒョッコリ出たのは、ゆかりは古し大神山神社奥宮です。
一通り境内を散策して、遠い昔に思いを馳せる。
ハデハデであったであろう建物も、年輪を重ねて渋い落ち着き。
僧兵を従えて一大勢力を誇った面影も残っている。

階段を下りて石畳が続きます。
金門に寄り道してみました。


良くわからないまま細い道に入ると、大山寺の本堂に出ました。
天台宗の古刹で奈良時代の開山と言われているそうです。

立派な仁王門を潜り、階段を下って見えたのはソフトクリームのハリボテ。
暑さにノビた二人は、ソフトクリームにまっしぐらです。
そんな訳で、大山寺はあっけなく終了 (^^;



二つください (^^
ジャージー牛のコクのある美味しいソフトクリームでした。

あとは街中をブラブラ歩いて大山寺橋。
そして駐車場へ。

高速道近くの温泉に向かう道すがら、日本海が綺麗に見えている。
大山って、思ってたより海に近いのね。

 飛び込んだお店

これで蒜山・大山は無事に終わったし、身奇麗になって広島の実家をめざしますね。

伯耆町30℃、中国縦貫道に近付くと雨が降ってきました。
岡山まで南下したら、晴れて35℃。

下界は何処も暑い日本列島と言う認識です

 にわかに山の天気は怪しく

実家に行く前に、実家と親戚のお墓参りをします。
この町もすっかり都会化が進んで、お墓が窮屈そうなのが残念。

義姉が用意してくれていた瀬戸内海のお刺身でビール。
楽しみにしていたお好み焼きも登場です。
帰省すると必ず食べるお好み焼きですが、何度食べても美味しいですよ。

おいちゃんは、オリンピックを見ながらビールカポカポ (^^;

 お好み焼き ♪

一夜明けて、兄の七回忌の法要が粛々と執り行なわれた。
来訪者は世代交替が進み、従兄弟ばっかりになっちゃった。
そのあと、今春2月に亡くなった叔母宅を訪問して広島をあとにします。

大阪で渋滞に巻き込まれたけど、11時間かけて長野の息子宅に朝4時着。
この時間に起こしちゃ可哀想なので、庭で車中仮眠して (^^;

お嫁さんの朝食をご馳走になり、夏休みに入った小学生の孫二人を預かって群馬に帰ってきました。

以後、孫戦争勃発

 大阪圏を抜けて長野へ

  大山の場所
  この地図は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使用したものである

                            

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