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たらっぺの小野子山か、残雪の南八ツか、迷った末にリベンジの烏帽子岳に決めます。
移動性高気圧に覆われて全国的に晴れのはずが浅間の山影は全くなし。
塩田平はガスの底に沈んでいたが、地蔵峠まで登ればガスを抜けて明るい春の陽射しを浴びた山が姿を現す。
さすがにこの時期になると、春を待ちわびた登山者がちらほらと目に付くようになった。
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| ▲ 中分岐から見る湯の丸南峰 |
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カラマツはまだ芽を吹かず、残雪がまだらに残る山肌は白と笹緑のツートンカラーが目に優しい。
山肌には雪、青空には斑模様の白い雲が広がってゆっくりと流れて行くのがシンメトリックで面白い。
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| ▲ 烏帽子岳に取り付きます |
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烏帽子岳の登りはあえて夏道を使わず、手前のピークに直登する春ルートをとった。
なかなかの急斜面です。
前回敗退した場所を確認しながら、順調に高度を稼いで稜線に飛び出した。
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| ▲ 烏帽子東尾根を直登する |
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烏帽子の山頂で四阿山を眺めながら腹ごしらえをする。
缶ビールもしっかり担いできた。
遠くは霞んでいて北ア、八ヶ岳は望むべくもない。
暖かい日ざしの中でゆったりしようとするが、陽が陰ると寒いです。
下山はかなり遠回りになるが夏道を辿ることにする。
トラバース道が中途半端に雪解けしており、ぬかるんだ斜面は気を抜くとズルッと滑るし、靴やズボンの裾が汚れるので参った。
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| ▲ 四阿山をバックに山頂で |
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烏帽子のコルには雪がびっしり残っている。
湯の丸どうする?
どっちでもいいよ。
下駄を預けたつもりが逆に預けられる。
風邪気味で体調は万全ではないし、ビールを飲んで面倒くさくなったので湯の丸山はカットしよう。
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| ▲ 湯の丸どうする? |
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残雪は思ったよりも少なかった。
期待のカラマツも芽吹きには少し早かった。
樹林からたよりなく届くウグイスの声、斜面を彩る残雪の眩しさ。
こんな優雅な山登りだったら何回でもいい。
何故かほっとする山行だった。
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| ▲ マイナスイオンが漂うカラマツ林 |
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湯の丸高原ホテルの四角い風呂で汗を流す。
誰もいないのでひと泳ぎです。
下る途中の奈良原温泉では桜が満開だった。
この地方は梅と桜が同時に開花する。
紫苑一家は御代田公園に出掛けて留守だったので、寄らずに帰った。
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| ▲ 奈良原温泉の小彼岸桜 |
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